自分でできる「骨盤ケアストレッチ」 自宅で歪みをオフして楽に痩せる!

2020-12-27 16:00:00

 このページをご覧になっている方はこんな思いを抱いているのではないでしょうか。


私の下半身太りって骨盤が原因?

骨盤が原因なら、元に戻したい!

骨盤ケアって効果があるの?


骨盤が傾き、体が歪むことで下半身太りはもちろん、他にも様々な体の不調の原因になっているのです。

ダイエットをしたいと思っているのなら、まずは自分でできる骨盤ケアで正しい位置へと戻してあげましょう。


ここでは体が歪まない正しい立ち方と座り方、自宅でできる効果的な骨盤ケアストレッチの方法をご紹介したいと思います。


■日常生活で骨盤が傾き、からだが歪んでしまう原因

骨盤が傾いて体が歪んでしまう原因の多くは、生活習慣にあります。


あなたは椅子に座るときに足を組む癖がありませんか?

鞄を持つとき、いつも同じ方の手で持ったり、肩に掛けたりしていませんか?


そういった普段のちょっとしたクセが体の歪みに繋がっているのです。


*立っているとき片足に重心をかけている

立っているときに、片足に重心をかけるクセがある人。

さらにその重心をかけている足がいつも同じ足の人は要注意。

体重が左右にバランス良くにかかっていないと、どちらか一方に骨盤が傾いてしまうようになります。


*いつも片方の手でバッグを持つ

バッグを持っていると、そちら側にカバンの重みがかかるため重心が偏ります。

いつも同じ方の手や肩で鞄を持っていると骨盤もそちら側に傾くクセがついてしまうのです。


*足を組むクセがある

座るときに足を組んでいると骨盤は左右非対称で傾いた状態に。

骨盤が傾いた状態で筋肉のクセがついてしまうと足を組んでいないときもバランスが悪く感じ、つい足を組みたくなってしまう、といったことになります。


*猫背・反り腰

立っているときや座っているとき、正しい姿勢だと、骨盤の上にバランスよく上体が乗っています。

猫背だと骨盤は後傾に、反り腰だと骨盤は前傾になってしまうのです。


*運動不足・老化

運動不足や老化などで骨盤とつながっている筋肉である腸腰筋の筋力が低下したり、硬くなったりすると骨盤が正しい位置からずれて、前傾しすぎたり、後傾しすぎたりしやすくなります。

すると、猫背や反り腰にもなりやすくなるため、より体が歪みやすくなってしまいます。


日常の何気ない習慣が体の歪みに繋がっているんですね。

でも、よく骨盤が歪むと大変だと言われていたり、骨盤ケアが効果的とおすすめされていたりしますが、実際に私たちの体にどんな影響があるのでしょうか?


■からだが歪むと起こる怖いこと

骨盤は体の真ん中にあり、上半身と下半身を支える役割をしています。

骨盤が傾くことで全身に対して不具合が起こってしまうのです。

ダイエットをしているのになかなか痩せることができない、という人はもしかしたら骨盤が原因かも。


*下半身太り

下半身太りは骨盤の傾きからくる体の歪みが大きな原因になっていることがあります。

体が歪んでいる状態だと血行は悪くなり代謝が低下やすくなります。


すると脂肪をため込みやすい体になっていくのです。

さらに、骨盤が傾くことによって体の重心がズレていると体がバランスをとろうとします。


すると太ももやふくらはぎに本来は必要ない余計な力がかかり、筋肉が肥大化している場合も。

この余計に鍛えられてしまっている筋肉も脚を太くしている原因の一つなのです。


*下半身のむくみ

むくみの原因は、余分な水分や老廃物をため込んでしまうこと。

血液やリンパ液が一緒に運ぶことで循環する仕組みになっています。でも骨盤が傾いている状態だと血行やリンパの流れが悪くなってしまうため、スムーズにいかなくなってしまうのです。


*姿勢が悪くなる

姿勢が悪いと筋力が低下してしまいます。そして、筋力が低下することで姿勢が悪くなる、という悪循環に陥ってしまいます。骨盤が傾いた状態で筋肉にクセがついてしまうことで姿勢を直しづらくなり悪化する要因になってしまうのです。


*ボディラインが崩れる

骨盤が傾いているだけで、全身に影響が及びます。

骨盤周りだけでなくそこから連動している体幹部周りの筋力も低下しがちなため、体のたるみの原因に。

筋力低下は体に脂肪をため込みやすくしてしまいます。


*腰痛・肩こり

骨盤が傾いていると体は正しい姿勢を保つためにバランスをとろうとします。すると左右や前後どちらか一方の筋肉に負荷がかかったり、緊張状態を保つようになったりするため血行も悪くなり、肩こりや腰痛の原因となるのです。


*ポッコリお腹

女性は特に、骨盤の位置のズレがポッコリお腹の原因となっている人が多いです。

女性は体幹筋が男性ほど強くないため骨盤底筋などでも内臓を支えているのですが、骨盤が傾くことでしっかりと内臓が支えられなくなるため内臓が下がりポッコリお腹の原因となってしまうのです。

また下がった胃が腸を圧迫したり、腸そのものが下垂したりすることで、便秘の原因にも。


骨盤が傾いて体の重心がズレるだけで、こんなにたくさんの症状を招いてしまうんですね。

でも、逆に言えばこういったことでお悩み症状は骨盤の向きを正すだけで、症状を解消する効果があるのです。


■歪みをオフする骨盤ケアストレッチ

骨盤が傾いて歪んでいる状態の体をリセットし、正しい姿勢を維持できるようにするためのストレッチをご紹介します。


骨盤ほぐしストレッチ①

歪んだ状態で固定されてしまっている筋肉をほぐすためのストレッチです。


①仰向けで寝ます

②足の裏と裏を合わせます

※背中や足が浮かないようにします

③そのまま30秒キープします

④次に足を外側へ折り曲げてW字にします

※足が浮かないようにしましょう

⑤そのまま30秒キープします


骨盤ほぐしストレッチ②

このストレッチを行うことで、腰・お尻・股関節・太ももを伸ばしほぐすことができます。


①仰向けで寝てひざを立てます

②左足であぐらをかくようにして、右の太ももの上に乗せます

③右ひざを両手で抱えて、胸の方に引きます

※頭と肩甲骨は床から離れないように。お尻は浮いてもOK。

④15秒キープします

⑤左右の足を交代して同様にストレッチします。

①2セット行います


骨盤を正しくキープするためのエクササイズ

骨盤を正しい位置でキープするためのインナーマッスルを鍛えることができるエクササイズです。


①足を伸ばして座ります

②そのままお尻で歩きます

※腰をねじるようにして歩きましょう

③前に進んだり後ろに進んだりを30秒続けます


骨盤を正しく立てるストレッチ

このストレッチを行うことで、骨盤を正しく立てやすくなります。


②足を伸ばして座り、右ひざを立てます

③右足で左足をまたぎます

※右のお尻が浮かないように注意!

④背筋を伸ばして腹筋に力を入れます

※お尻から太ももの筋肉が伸びるように

※この体勢で骨盤がきちんと立ちます

⑤15秒キープします

⑥左右の足を交代して同じようにストレッチします

⑦2セット行います


■【まとめ】骨盤を正しい位置に戻してラク痩せ!


骨盤ケアの重要性と方法についてお届けしてきましたが、いかがでしたか?

真ん中で体を支えている骨盤。私たちの体を改善したいときの重要なポイントなんです。


今回お届けした方法は自宅で手軽にできるものばかり。

まずは骨盤の位置をチェックして正しい場所へ戻してあげてくださいね。


そうすることであなたのダイエットはグッと楽になるはず。